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小林よしのり
2020.8.24 10:28日々の出来事

デマとウソの玉川徹

羽鳥コロナ脳ショーを見たが、この番組のコロナ脳はまだ
ピークアウトしてない。

しかし、職場で仕事しちゃダメ、飲み会やっちゃダメ、合唱
しちゃダメ、マスクして換気しててもクラスター出てるから
ダメ、本当にウザい奴らだ。

要するに「人との交際を止めること」「人を寄せ付けないこと」
「孤立すること」そして「委縮すること」、それが玉川・岡田一派
の主張である。

玉川が、驚くべきことを言っていた。
ファクターXがあるので、「日本人は感染しないと言ってる人
がいる」と言うのだ。
羽鳥が「そんな人がいるんですか?」と聞くと、玉川は
「いるんですよ!」と断言していた。

どうも「新コロはインフルエンザ以下だから大したことない」と
言っている者たちを、誤解させるために編み出したデマの
ような気がする。

「コロナは実はない」とか陰謀論を言ってる者がいるらしく、
そういう非科学的な奴らと、一緒くたにしてしまえと企む
奴は「左翼」に多い。
慰安婦問題のときと同じである。
ネトウヨが過激な言い回しを使うから、「慰安婦はいないと
言っている者たちがいる」とか、左翼に利用されてしまう。

こういうすり替えやデマとの戦いも待っているかもしれない。
あくまでも「科学」で戦わなければならないし、その上に
「死生観」や「哲学」を論じて見せなければならない。
だから、テレビや動画ではダメなのだ。
「本」でなければ伝えられないことがある。

玉川は武漢を見習えと言いながら、具体的な武漢の
取り組みを聞かれると、「武漢の取り組みは僕はよく知らない」
と平然と言ってしまう。
恐るべきデタラメさだ。
「武漢!武漢!武漢!武漢を見習え!」
「武漢の取り組みは僕はよく知らない」
どうもこの男は普通の神経ではない。

世田谷区のPCR検査がニューヨークを目指せと言っていた
のに後退したらしく、「保育士・介護士らを無症状者まで、
2万人の検査」をやることになったという。
その2万人検査に2か月もかかるらしいから、まあ2か月
あったら、その間に感染する者が出るだろう。
馬鹿みたいだ。

その上、費用が4億円かかるという。
世田谷区民の税金をとことん無駄づかいしようという暴挙だ。
世田谷区民は保坂に対してリコール運動した方がいいんじゃ
ないか?

国民全員検査を玉川徹は主張してたが、ポイントを絞って、
世田谷区の「保育士・介護士」だけに絞っても4億円だ。
デタラメ!
PCR真理教に嵌ったら、全く無駄なことをやり始める。
もういいかげんに常識ある国民はNO!と言うべきだろう。
『コロナ論』をまず読め!!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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